MENU

噛み合わせについて

噛み合わせが悪いと、脳の血流量が減り脳機能の低下を来したり、平衡感覚が悪くなり、転びやすくなると言われています。したがって、特に高齢者では噛み合わせを良くすることが必要ですが、日本人には噛み合わせが悪い人は結構多います。
 
例えば、歯軋りにより歯が削れて僅かですが隙間ができ、そのために噛み合わせが悪くなります。下顎骨は顎関節で頭蓋骨と結合していますが、この結合は筋肉と靭帯により支えられており、うつ伏せで眠ったり片肘をついて顔を乗せたりする事が多いと、関節の結合が悪くなり噛み合わせが悪化します。
 
このように日常生活の問題により噛み合わせの障害は発生しますが、歯科治療によっても起こってきます。虫歯の治療で補綴物を装着した場合は、治療を行った直後には噛み合わせの調整を行いますが、それ以降は噛み合わせにのチェックや調整はほとんど行われないため、噛み合わせの障害を見逃してしまいます。
驚くことに、噛み合わせ障害の発生原因の大半はこの歯科治療によるとも言われています。
 
一方、綺麗な歯や歯並びを求めるのは当然のことであり、最近は積極的に歯科矯正が行われていますが、外見を重視するためか、見た目は綺麗になっても噛み合わせの障害が発生する事がありますそのため矯正の教科書には矯正後には噛み合わせを修正すると書かれていますが、大半の症例では噛み合わせの調整は行われていないようです。
 
噛み合わせが正しく行われると、咀嚼筋が収縮して気品のある笑顔が得られます。当院では、歯科治療後も噛み合わせのチェックを積極的に行うなど木目の細かい管理を継続し、患者さんの自然の美しさが保たれるように配慮しております。