MENU

歯科領域2

新型コロナウイルスは唾液に多く含まれるので、歯科受診はリスクが高いと考え、定期的な受診を控える方がおられます。

確かに職業別に新型コロナウイルスへの感染リスクを示したスコアー (値が100に近いほど危険)を見ると、歯科衛生士が99.7でトップ、次いで歯科医が92.1、開業 医90.1、正看護師86.1、放射線技師84.1、救急隊員70.7です。このスコアーで高い値を示したの は全て医療に関係する職種であり、中でも歯科診療に直接タッチしている歯科衛生士と歯科医が 極めてリスクが高い事が示されています。従って、虫歯で痛みが強かったり、歯槽膿漏で歯茎の腫 れが酷くなったりしないと、歯科は受診しないと考える方が増えています。

その結果、新型コロナウイルスの蔓延で歯や口腔内の状態が悪化しているようです。成人では定 期的に歯科を受診して歯周病の管理を行ってたのに、歯科受診をせずに歯周病が悪化し、学童は 自宅で過ごす時間が増え、オヤツや清涼飲料水の摂取量が多くなり、虫歯が増加したと報告され ています。

職種別に調べた感染リスクを見て、歯科受診は控えた方が良いと思われますか。驚かれると思いますが、10月20日現在、歯科受診を介しての新型コロナウイルスの感染は一例も報告されてい ません。すなわち歯科受診は極めて安全性なのです。

歯科受診ではウイルスが多く存在する唾液に 直接触れますが、処置時に飛び散らない様に吸引していますし、器具の消毒はもちろん念入りに 行い、処置台だけでなく診療所の室内も清潔に保っています。また3蜜を避けるよう定期的な換 気の実施、予約制度の徹底で患者さん同士の接触を避けるなど、木目の細かい運営に努めています。 過度な心配により、口腔管理が疎かになると、虫歯が悪化したり、歯周病菌が全身に広がり重要な臓器の病気が発生する可能性があります。歯科受診は安全と言われていますので、今まで通りの受診をお勧めいたします。